都市銀行の魅力に気づこう!

都市銀行と郵便局の違い

ゆうちょ銀行と言えば、郵便局の金融部門が民営化によって分社化された巨大なメガバンクの1つです。ゆうちょ銀行ができれば「銀行がほとんどつぶれてしまう」「世界最大の銀行が生まれる」などといろいろな憶測が叫ばれていましたが、実際には都市銀行とそれぞれ対等なライバル関係を維持しているように思います。実際に都市銀行とゆうちょ銀行ではどのような違いがあるのでしょうか。

ゆうちょ銀行が都市銀行より勝っていることは、市町村部や山間部など、様々な場所に存在する膨大な店舗ネットワークの存在です。自転車しか乗れないお年寄りでも利用できる金融機関と言えば、ゆうちょ銀行以外にはありえないと思います。

先を見据えると、ゆうちょ銀行が現在は手掛けていない「貸金庫業務」「投資信託」などへ進出すればどうなるでしょうか。現在それらを精力的に実施している都市銀行にとっては強力なライバルになりえます。現在であっても定期預金や普通預金の金利において、ゆうちょ銀行は3年以上の定期預金で0.04%の金利を維持しており、都市銀行の同種定期預金の金利が0.03%であることを考えると、ゆうちょ銀行は都市銀行のあなどりがたいライバルとなっています。

ただし、ゆうちょ銀行になったために通常の銀行と同じ法律で扱われることになり、いわゆるペイオフの対象となったことはゆうちょ銀行にとって痛手でした。一千万円以上の預金が保証されないということで、多くの資産が都市銀行などに分散されたと思います。今後も法律の影響を受けて、都市銀行とゆうちょ銀行のパワーバランスは変化するのではないでしょうか。