初心者だから知りたい投資信託の全て

投資信託で気を付けておくべきこと

投資信託を買う場合に理解しておきたい1つに「分配金」があります。日本の投資家は分配金を月々のお小遣いのように受け取っている人が多いようです。例えば分配金が毎月10万円振り込まれるなど、定期的な収入を得たい高齢者の投資家が多いことも理由にあります。

そもそもその投資信託の分配金は、外国債で運用されているのですが、昨年からの通貨下落で直近の運用実績は1割以上のマイナスになっていました。でも、投資信託の場合、なんと分配金の額は変わらないのです。運用はマイナスでも、分配金は変わらないのは腑に落ちない話ですよね。実は投資信託の分配金は、銀行預金の利息などとは基準も加算される場合も全く異なるのです。

投資信託が資金運用の悪化の影響を受けずに、当初の分配金が認められるのは、最初に投じた元本の部分を取り崩すことが制度上認められているからです。つまり、払った分配金だけ元本が減少することです。例えば5年目で解約した場合、分配金を毎月受け取っているので元本が大幅に減少してトラブルになることがあります。その分分配金は保障されているわけです。

海外の投資信託では、運用資産を取り崩して分配金を払うことはせず、長期的に元本を増やすタイプの商品が主流です。日本では株式投信の6割を毎月分配型が占めています。このタイプは1997年に登場して、シェアを急拡大しました。この背景には、高齢者が投資家の中に多くなっていることにあります。

高齢者は退職後に安定した定期収入を得ることを希望しています。それには毎月分配型がぴったり合います。預金金利を受け取る感覚で、分配金を受け取り、老後の生活資金として活用している訳なのです。このように、分配金の受け取りは元本の一部を取り崩して払っている場合があったりするので、分配金の受け取り方法については事前に確認しておきましょう。